トップページ > チェンソーアート・カービングとは? > チェンソーアート・カービングと環境
自然への尊敬・敬意の念から自発的に環境を配慮した制作過程・道具の選択が行
われています。
自然物そのものである木を素材とするチェンソーアートはその素材の扱いにも配慮をしております。
チェンソーアートは環境にも配慮し、建築材などには不適切な曲がった木や
部分的に腐った木なども有効に彫刻として利用できます。
チェンソーアートの「よい木」の定義は建設材とは異なり、癖のある木もその個性を生かし作品と出来るのです。
林業従事者など直接自然に関係する職業をもつ人間の多いチェンソーアート業界では環境面での消耗品や素材などに関するモラルが自然と高くなります。チェンソーアートでは多くのカーバーがチェンソーの潤滑油としてのチェンオイルを
植物性のオイルを使用しています。大量にでるおが粉が生分解しやすいようにする為
の配慮です。
チェンソーアート作家の多くは山間地域に創作の拠点をおいている人が多いです。
創作時にでる騒音対策や原材料を調達しやすいという理由からです。
生活の拠点までも山間地域に移し、地域に溶け込んで自然とともに活動している人も
多く存在します。もともとチェンソーを扱う仕事についていてチェンソーアート作家になる例も多く見受けられます。
上記のように自然からの素材を扱うことを念頭に置いたチェンソーアートは環境と切っ
ても切りはなせない関係にあるのです。
それでは次にチェンソーアートのモチーフについてみていきましょう。
※ 当サイトではチェンソーアートの表記統一の動きに乗っ取り「チェーンソー」と言う表記は使わずに「チェンソー」 と表記いたします。