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チェンソーアート入門に必要な道具


道具を揃えれば即はじめられると言うようにはいかないのは、前の段階でお話 しした通りですが、やはり気になるのが「道具」です。ここではチェンソーア ートをはじめために必要な道具を紹介していきます。

各講習会・ワークショップによって準備されているものが多数ですので全部集 める必要はありませんが、参考までに。

講習会・ワークショップで必要なものは主催側の情報を参考にしてください。 (個人所有の道具のためメーカーに偏りがありますがご容赦ください)

チェンソー


小型チェンソー

チェンソー画像

絶対必要 ( レンタル可 )
先の細いカービングバーをつけた軽量で振動の少ないカービング仕様のチェンソーです。
大きさの違うチェンソーを複数用意することで大胆な部分と細かな部分を削り分け、豊かな表現を可能にします。
(排気量35cc以下)  (バーの長さ10インチ〜12インチ)
注)1インチ=2.54cm



カービングバー

カービングバー画像

絶対必要
小型チェンソーをお持ちの場合は、このバーを装着すればカービング仕様になります。
チェンソーアートの可能性を大きく広げてくれたアイテムです。
ただし、メーカーによって装着部の仕様が違いますので、そのチェンソーに合ったカービングバーを専門店で確認して購入して下さい。



中型チェンソー

チェンソー画像

必要 (レンタル可)
ラフカット用のノーマルバー仕様のチェンソーです。
これを使用して大まかな形に削りだしていきます。
(排気量35cc〜50cc)  (バーの長さ16インチ〜18インチ)
注)1インチ =2.54cm


安全防具


チャップス・保護ズボン

チャップス画像

絶対必要 ( レンタル可 )
チェンソーを扱う際一番多い足けがを防ぐ、防護用のズボンです。
回転中のチェンが足に当たっても内側の繊維層がチェンソーの回転部に絡みつき チェンの回転を瞬時に止めてくれます。
チェンソーを取り扱う場合、足のケガが一番多いので必ず着用して下さい。



ゴーグル・保護メガネ

ゴーグル・保護メガネ画像

絶対必要
飛び散る木の粉・破片から目を防御するゴーグル・眼鏡です。
着用して防げる危険は着用して防ぎましょう。
これも自分に合ったものを必ず着用して下さい。



グローブ

グローブ画像

絶対必要
木の破片から手を守り、振動を緩和するためのグローブです。
素手での作業はせずに手の安全を確保して制作しましょう。
薄手で自分の手に合わないグローブはケガしやすいので避けて下さい。
少し厚めの握りやすい自分に合ったグローブを選択して使用して下さい。
継続する方は高価ですが防振のグローブが必要になってきます。



安全靴

チャップス画像

必要
足下防護用の靴です。
靴先に鉄板やプラスチックが入って切断から足を守ってくれます。
作業に集中するためにも是非着用してください。



イヤーマフ

イヤーマフ画像

必要
大きな音からくる疲労を防ぐための防音マフです。
轟音は知らない間に体力と集中力を削ります。体力と集中力は出来るだけ作品に集中させるためにも装着してください。
耳栓でも代用できますが、脱着が面倒です。


燃料・オイル


チェンソーオイル

チェンソーオイル画像

絶対必要 ( レンタル可 )
チェンソアートの制作では土に帰りやすい植物性のバイオオイルを使用しております。
植物性ですのでチャンソー内部に異物がたまりやすいなどの欠点や、鉱物性オイルに比べれば高価ですが後処理のことを考えればこの選択になります。



混合燃料

混合燃料画像

絶対必要 ( レンタル可 )
チェンソーの燃料です。
チェンソーは2サイクルエンジン用オイル1に対し、ガソリン50(または40)の比率で混ぜ合わせた燃料を使用します。
ガソリンは引火しやすいので、できるだけ必要な量だけを事前に混ぜて使用して 下さい。


その他


チョーク・巻き尺

チョークと巻き尺画像

必要 ( レンタル可 )
モチーフの各パーツの比率を測ったり、デザインを書くのに必要です。



目立てヤスリ

必要 ( レンタル可 )
チェンソーの刃を研ぐのに必要です。
チェンソーの刃であるソーチェンは石や土を切ってしまったら切れ味がいっぺんに落ちます。
制作の能率や出来にも影響しますし、切れない刃で制作することは極端な疲労にもつながります。
経験者の方の指導の下、ソーチェンのサイズに適したやすりで定期的に目立てをしてください。


以上が大体チェンソーアートをはじめるにあたって必要な道具です。では次に 購入の仕方をご紹介いたします。

● 購入の仕方

最初は講習会でレンタルしている道具は借りて下さい。 体験してみて継続される場合は、まずグローブや保護めがね などの安価な身につける安全防具から徐々に購入して下さい。 いきなりすべて高価なものを揃える必要はありません。
安全防具のあと消耗品のオイルなどを購入しチェンソーは 自分の使い勝手のよい機種を選んで下さい。
購入する際は自分でメンテナンスできるようになるまでは、後々の メンテナンスのことも考えて修理のできる専門のショップで買って下さい。 チェンソーは車といっしょでエンジンで動いていますので慣れるまでは、 なんで故障したのかわからない事が多いです。

以上道具の説明でした。それでは多くの人たちがチェンソーアート制作の魅力 を体験することを願いつつ、これにて終了です。


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※ 当サイトではチェンソーアートの表記統一の動きに乗っ取り「チェーンソー」と言う表記は使わずに「チェンソー」 と表記いたします。
※ 参考文献 ゼロからわかるチェーンソーカービング
※道具類のレンタルは各講習会によって種類がかわります。必要なもの、レンタル可能なものに関しては必ず各講習元の情報をご確認下さい